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2017-04-19 00:00

その他

東芝の水素エネルギー供給システムが営業運転を開始

タイナビNS
JR武蔵溝ノ口駅の構内に「H2One」を設置
株式会社東芝(以下「東芝」)は4月17日、同社が納入した自立型水素エネルギー供給システム「H2One」がJR南武線武蔵溝ノ口駅で営業運転を開始したと発表した。

「H2One」は太陽光発電によって得た電力で水素を製造、余剰電力を水素で貯蔵することが可能な、自立型のエネルギー供給システムだ。CO2フリーで環境保全への貢献度が高く、災害時にもエネルギーの供給ができる。

システムは太陽光発電装置、蓄電池、水素製造装置、水素貯蔵タンク、純水素燃料電池から構成され、東芝独自のエネルギーマネジメントシステムを用い、安定的な電力供給を行う。平常時の電力はホーム上の照明、お湯は待合スペースのベンチを温めるなどに使用される。

「エコステ」のモデル駅としてリニューアル
東芝の「H2One」を発注したJR東日本は、省エネと再生可能エネルギー活用の取り組みとして、「エコステ」を実施している。武蔵溝ノ口駅はモデル駅としてリニューアルされ、東芝のシステムがその一環として採用された。

災害時に駅が外部の電力系統から分断された場合は、貯蔵された水素を用いて発電を行い、コンコースやトイレなど駅構内の照明用に供給し、駅を一時滞在場所として活用するための一端を担う。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東芝 リリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2017_04/pr_j1701.htm

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