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2017-05-04 22:00

その他

九州地域離島における4月の再エネ出力抑制実績

タイナビNS
電力供給過多を予報、安定供給のために調整
九州電力株式会社(以下「九州電力」)は5月1日、種子島、壱岐、徳之島の3島における4月の再生可能エネルギー出力抑制実績をまとめて発表した。

各地の電力会社は再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)に基づいて、電力供給の安定化を図る。電力会社の発電出力を制御してもなおもエリア全体の供給電力が需要を超過することが予測される場合、電力会社は売電契約のある自然変動電源事業者に出力制御指示を出す。

たとえば種子島では、4月1日の電力供給が需要を1280kW上回る予報に基づき、3月31日の午後4時過ぎに出力制御指示が出された。制御期間は午前9時から午後4時までの間で、指示は事業者の設備合計1686kWを対象とした。

4月の出力制御は3島合計で23回
九州電力では4月、3島で合計23回の出力制御指示を出した。種子島では月間30日のうち12回、壱岐では9回、徳之島では2回だった。出力制御量の合計は3島で56.1MW、種子島と壱岐でそれぞれ32.1MWと22.0MW、徳之島では2.0MWだった。

出力制御指示の出された回数は上旬に4回、中旬に7回、下旬に12回で、28日から30日の3日間だけで合計8回、4月全体の3分の1が集中した。

(画像は九州電力公式ホームページより)


外部リンク

九州電力 リリース
http://www.kyuden.co.jp/press_h170501-1.html

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