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2017-05-14 21:00

その他

長野市が太陽光発電施設設置の指針を見直し:設置が適当でないエリアを明示

タイナビNS
2015年に施行されたガイドラインを改定
長野市は5月10日、「長野市太陽光発電施設の設置に関するガイドライン」を改正し、8月1日以降に着工する施設から適用することを発表した。

同ガイドラインは2015年9月1日に施行。太陽光発電施設を設置する際に、出力50kW以上の場合には、着工の30日前までに市へ届出をすることや隣接住民等への説明などを求めていた。

設置が適当でない/慎重な検討が必要なエリアを設定
今回の改正で新たに「設置が適当でないエリア(レッドエリア)」と「設置に慎重な検討が必要なエリア(イエローエリア)」を設定。

防災や景観・生態系保全の観点から、砂防指定地や地滑り防止区域、国立公園等の区域をレッドエリアに、土砂災害警戒区域や景観計画推進地区等をイエローエリアとした。

このうち、災害防止や森林機能保全にかかるものについては「届出拡大区域」とし、出力20kW以上で届出が必要となる。同区域では、隣接住民等に加え、影響が及ぶおそれがある者も事前説明会の対象となる。

県内では上田市に次いでレッドエリアとイエローエリアを明示
同じ長野県内では、上田市が同様に、レッドエリアとイエローエリアを明示したガイドラインを定め、4月1日に施行していた。

届出拡大区域の設定により、長野市の改定ガイドラインはさらに一歩踏み込んだ内容だ。

(画像は長野市ホームページより)


外部リンク

長野市 ホームページ
https://www.city.nagano.nagano.jp/

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