• TOP
  • >
  • 苫小牧で新たなバイオマス発電所が操業開始
2017-05-13 22:00

その他

苫小牧で新たなバイオマス発電所が操業開始

タイナビNS
北海道の木材を用いて地産地消型のエネルギーを
住友林業株式会社(以下「住友林業」)は5月12日、同社が参画した「苫小牧バイオマス発電所」が4月28日に営業開始したと発表した。

このプロジェクトには三井物産、株式会社イワクラ、住友林業、北海道ガスの4社が出資、再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用した発電事業を行う。

発電規模は約5.9MWで、一般家庭の電力消費量に換算して約1万世帯分の電力を供給する。燃料の木質チップには北海道の林地で得られる間伐材など未利用の資源を活用、100%地産地消型のエネルギー供給を実現する。

2019年3月までに発電規模200MWを目標に
住友林業はグループは2011年に建築廃材などを主燃料とした都市型バイオマス発電所の営業運転を開始し、バイオマス発電事業に参入した。同発電所の発電規模は33MWで、当時のバイオマス専焼設備としては国内最大規模だった。

紋別市で昨年12月に稼働した発電所を含めて、今回のバイオマス発電所は同グループにとって国内で3番目の発電事業となる。グループは2019年3月までに建設計画中のものを含めて発電規模を200MWに拡大することを目標に、これからも積極的な取り組みを続けていく方針だ。

(画像は住友林業公式ホームページより)


外部リンク

住友林業 リリース
http://sfc.jp/information/news/2017/2017-05-12.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook