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2017-05-24 22:00
その他
廃食油を燃料にしてコージェネレーション

ヤンマーが商品化、7月から受注を開始
ヤンマーエネルギーシステム株式会社(以下「ヤンマー」)は5月23日、廃食油などのバイオマス燃料で運転できるマイクロコージェネレーションを開発、商品化したと発表した。新製品への受注は7月1日に開始する。廃食油は外食産業、給食施設、食品工場、一般家庭などさまざまな場所から生じる。これまで一部の都市などでエステル交換反応の後、バスやトラックの燃料として使用されてきたが、エンジンに不具合を起こしやすいなどの課題が残されていた。
ヤンマーは廃食油をバイオディーゼル燃料として定置型発電システムに利用することに着目、このほど耐久性などの実証を終え、商品化を実現した。
1機あたり出力は25kW、店舗や施設などに
新製品「CP25BDZ-TC」は植物性の廃食油を用いて、出力25kWの発電を行うと同時に、廃熱を回収して85度Cの温湯を供給する。新製品は国内最小クラスのサイズだが高さと幅がそれぞれ約2メートルで奥行きが80cmほどあり、重量は1250kg。飲食店や施設、工場などでの使用に適している。ヤンマーでは長年培ってきたコジェネレーションでのノウハウを活かして、メンテナンス体制も整えた。遠隔監視などのサービスで機器管理のサポートも行う。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ヤンマー リリース
https://www.yanmar.com/jp/news/2017/05/23/26015.html
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