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2017-05-31 08:00

その他

パナソニック、シリコン系太陽電池モジュールの出力温度係数で世界最高水準を実現

タイナビNS
量産レベルとして世界最高水準
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、非集光型のシリコン系太陽電池モジュールにおいて、量産レベルとしては世界最高水準となる出力温度係数-0.258%/度を達成したことを2017年5月24日に発表した。

夏場の高温時においても発電効率が低下しにくい
出力温度係数は、太陽電池モジュールが温度上昇により変換効率が低下し出力が低下することの、低下度合いを表す指標だ。

パナソニックではこれまで、出力温度係数-0.29%/度を実現していたが、今回、技術向上を達成して出力温度係数-0.258%/度を実現した。

これは、一般的なシリコン系太陽電池の出力温度係数-0.50%と比較して約半分の低下度合いで、太陽電池の出力が低下しやすい夏場においても発電効率を維持しやすくなっている。

今回の成果は、パナソニックHITの特長である「ヘテロ接合技術」を改善したことにより実現したもので、開発された関連技術については商品に導入されているとのことだ。

パナソニックは今後も、さらなる高出力・高効率・高信頼性の実現を目指して、技術開発および量産化に取り組んでいくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

パナソニック プレスリリース
http://news.panasonic.com/

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