• TOP
  • >
  • 農業用ため池に太陽光発電設備を設置
2017-06-07 14:30

その他

農業用ため池に太陽光発電設備を設置

タイナビNS
水上太陽光発電用フロートを約9500枚展開
三井住友建設株式会社(以下「三井住友建設」)は6月5日、香川県木田郡にあるため池で水上太陽光発電施設の建設を開始したと発表した。

この施設の名称は平木尾池水上太陽光発電所で、同社が開発したフロートパネル約9500枚をため池の水面約2万9000平方メートルに展開する。

三井住友建設が自社運営する事業であり、施工はSMCテック株式会社が担当する。パネル出力は2600kW、年間発電量は約290万kWになる見込みだ。

事業の安全を願った祈願祭が5月26日に執り行われ、施設が完成する2017年の11月以後、20年間発電事業を運営する予定になっている。

2015年に販売開始した製品は海外でも採用実績が
三井住友建設は2014年に香川県からため池における太陽光発電事業を委託され、フロートを用いた実証実験に取り組んできた。

その後水上太陽光発電用フロートの開発に成功して2015年に販売を開始、この製品は建設中の案件も含めて国内で4件、国外で2件の事業に採用された実績がある。

同社は経営理念である「地球環境への貢献」を実現するために、これからもこのシステムの開発と普及を通じてCO2排出削減に貢献していきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三井住友建設 リリース
http://www.smcon.co.jp/2017/060519304/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook