• TOP
  • >
  • NEDOが新たな太陽光発電技術開発を開始
2017-06-27 22:00

その他

NEDOが新たな太陽光発電技術開発を開始

タイナビNS
低コスト化と発電効率の向上を目指して
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)は6月26日、太陽光発電技術の低コスト化と発電効率の向上促進のために、4つの研究開発を開始したと発表した。

2012年から実施された再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)は太陽光発電の大量導入の後押しをしてきたが、費用の国民負担を抑制することが課題となっている。FITに頼らずに太陽光発電を普及させるためには、太陽光発電の低コスト化が重要だ。

設備の低コスト化を目指す研究の1つとして、三菱電機株式会社は、屋根に設置する建材一体型・長寿命の太陽電池モジュールの技術開発を行い、さらに架台や施工技術の低コスト化を図る。株式会社カネカも建材一体型のモジュールで耐久率を高めることによってコスト削減を目指す。

システム発電量を10%以上向上させる研究も
発電量を10%以上向上させるための研究も2つ採択された。前出のカネカは壁面に設置して内部反射を活用、両面で発電する太陽電池モジュールの開発を進める。

タイナビNS
また株式会社公害技術センターは雪の多い地方のために非常電源機能を備えた太陽光発電システムの高効率化・低コスト化の研究に取り組む。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

NEDOリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100785.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook