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2017-06-30 01:00

その他

スカイロボットが太陽光パネルの故障検出で特許取得

タイナビNS
ドローン搭載カメラで太陽光パネルの異常箇所を特定
株式会社スカイロボット(以下「スカイロボット」)は6月28日、ドローンを用いた太陽光パネルの故障検出システムで国内特許を取得したと発表した。

従来の検出システムでは故障箇所の検出・特定に手間と時間が必要だったが、ドローンの活用で、太陽光パネルの異常や故障を、上空の最適な位置から迅速に特定するシステムが実現した。

このシステムは大規模な太陽光発電所における高価な定置型検出システムを不要とし、メンテナンスに必要な手間や時間を短縮する。

超音波でドローンの飛行を制御、地上でデータを分析
このシステムのドローンは超音波で太陽光パネルとの距離や角度を正確に把握し、探査に最適な状態を保つ。障害物を避けての安全飛行を可能にする超音波センサーやレーザーのデバイスも複数搭載されている。

タイナビNS
太陽光パネルの異常箇所の特定には、赤外線サーモグラフィカメラが用いられ、可搬型のグラウンド・ステーションで太陽光パネル画像データを分析する。

スカイロボットの国内特許取得は5月19日付で、引き続き世界24カ国で特許申請中だ。このシステムは太陽光パネルのみならず、コンクリート建造物での劣化点検など幅広いシーンでの活躍が期待されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

スカイロボット リリース
http://www.skyrobot.co.jp/doc/170628_press.pdf

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