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楽天株式会社は、タイの「Banpu Public Company Limited（以下、Banpu社）」と電力小売事業および環境価値取引分野で、包括連携することに合意したことを2017年7月18日に発表した。

今回の連携では、需要家が節電することでできる余剰電力を、発電したのと同等とみなすことで得られる付加価値「ネガワット」や、再生可能エネルギーや省エネルギー導入で得られる温室効果ガス削減効果を価値化した「環境価値」取引分野および、日本における電力小売事業において連携が行われる。

Banpu社は、日本含むアジア太平洋各国において再生可能エネルギーなど発電事業に取り組んでおり、新規分野としてエネルギー小売に取り組む方針で、関連するノウハウ・技術の獲得を進めていた。

楽天では、2017年4月より電力小売事業に本格参入し、今秋には「環境価値」「ネガワット」を取り扱う私設取引プラットフォームの開設を予定しており、今回、Banpu社と国内外で連携を図ることで、電力小売事業の取引先拡大などを見込んでいる。

両社は今後、それぞれの発電事業と電力小売事業のノウハウと知見を活用して、日本およびアジア各国のエネルギー市場の発展に寄与していくとしている。

（画像は楽天ホームページより）

外部リンク

楽天 プレスリリース
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2017/0718_02.html