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2017-07-14 16:00

その他

風力発電で水素を製造、水素サプライチェーンを構築

タイナビNS
実証事業の設備が完成、いよいよ本格運用を開始
株式会社東芝(以下「東芝」)は7月12日、横浜市における低炭素水素技術実証事業の設備が完成し、本格運用を開始すると発表した。

この実証事業では風力発電で水素を製造し、青果市場や工場などに導入した燃料電池フォークリフトで使用するサプライチェーンを構築していく。横浜市をはじめとする地方自治体や岩谷産業、トヨタなど複数の企業が共同で取り組んでいる。

昨年11月から行われたトライアルでは、横浜市中央卸売市場などに燃料電池フォークリフト2台を導入して運用。水素・燃料電池に関する教育や、水素充填作業のトレーニングなども併せて行った。

地域と連携したシステムでCO2排出量を大幅に削減
このプロジェクトでは、燃料電池フォークリフト用に水素を運搬する簡易水素充填車を、岩谷産業が日本で初めて導入した。本格的な実証では12台のフォークリフトが投入され、その水素使用量を常時把握する充填車が、水素の最適配送を行う。

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実証事業は横浜市と川崎市の4施設で2018年度まで続けられる。地域と一体となった水素サプライチェーンを構築することによって、従来使用してきたガソリンフォークリフト使用時などと比べて、80%以上のCO2削減が可能になるという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東芝 リリース
http://www.toshiba.co.jp/

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