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2017-07-30 00:00

その他

広島ガスと中国電力がバイオマス混焼発電所を建設

タイナビNS
両社で新会社を設立、2018年末に建設を開始
広島ガス株式会社(以下「広島ガス」)は7月28日、中国電力株式会社(以下「中国電力」)と共同で新会社を設立し、バイオマス混焼発電事業を実施することで合意したと発表した。

新発電所は広島県安芸郡海田町にある広島ガスの敷地内で2018年12月に建設を開始し、2021年3月に完成の予定。発電所では木質のバイオマスと石炭を混焼、助燃・バックアップ用に天然ガスを用いる。発電出力は約10万kWになる見込みだ。

主要な燃料となる木質バイオマスには国内外から未利用の資源を積極的に調達、国内材には広島県内の林地残材を使用するなど、再生可能エネルギーの普及拡大にも貢献していく。

既存のインフラや長年培ったノウハウを活かす
新会社は広島ガスと中国電力からそれぞれ50%の出資を受けて、今年10月に設立される予定だ。これまでエネルギー事業者として広島で活躍してきた両社が、長年培ってきたノウハウと既存のインフラを最大限に活かして、新会社を通じて発電所の建築、運転、保守と電力の販売事業を行う。

両社による環境影響評価などの準備は2015年から進められてきたが、これからは2020年度の営業運転開始を目指して事業に取り組んでいく。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

広島ガス リリース
http://www.hiroshima-gas.co.jp/

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