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2017-09-03 00:15

その他

日新電機、「スマートパワコン」に大規模メガソーラ向け1000kW機をラインアップ

タイナビNS
大規模メガソーラ向け1000kW機をラインアップ
日新電機株式会社は8月31日、大規模メガソーラ発電所向けの新型パワーコンディショナ「スマートパワコン」(500kW、660kW、750kW)に、新たにDC1000V対応の1000kWパワコン「スマートパワコン1000」をラインアップ、この8月30日から発売開始すると発表した。

具体例として、DC1000V・20MW太陽光発電所の場合、これまでの同社660kWパワコンでは中間変電所を1320kW単位(660kWパワコン×2set)15カ所での構成だったが、1000kWのパワコン採用により、中間変電所を2000kW単位(1000kWパワコン×2set)10カ所で構成することが可能になるという。

このため、パワコン台数削減によるコスト低減だけでなく、パワコンが接続される連系設備の台数削減による機器コスト低減(約15%)とともに、これに伴う施工費低減が期待できるとしている。

発電量増加で発電所の売電量増加に貢献
同商品の特長としては、3レベルインバータの採用、熱交換器の採用によるエアコンの省略により、効率向上で年間約1%発電量が増加するほか、従来機種に比べ30%以上内部損失が減少するため、発電所の売電量増加に貢献するという。

また、高さを2m以下に抑えることで、パワコン本体の影の影響を小さくできるため太陽電池を本体近くまで配置できることとなり、スペースを有効活用できるという。また、メンテナンス性を高める設計を採用するなどの特長もあるとのこと。

同社では今回の開発について、大規模メガソーラでは、パワコンの大容量化による台数削減とともに、周辺機器や施工費などでの建設コスト低減が期待されていることから、この要求に応えるためとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日新電機株式会社 プレスリリース
http://nissin.jp/news/170831/

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