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2017-09-23 15:00
その他
省エネ型のCO2分離回収システム、実用化試験へ

RITEと川崎重工ら、未利用エネルギーの活用に成功
川崎重工業株式会社(以下「川崎重工」)は9月19日、省エネルギー型の二酸化炭素分離・回収システムの実用化試験を実施すると発表した。この事業は経済産業省が取り組んできたCO2の回収と貯留に関する技術開発の1つで、火力発電所から排出されるCO2の大幅削減を目標にしている。公益財団法人地球環境産業技術研究機構(以下「RITE」)と川崎重工が2015年から研究開発を行ってきた。
以前からの課題はCO2の分離・回収が消費するエネルギー量の低減で、両社はこれまで未利用であった低温廃熱エネルギーを用いたCO2の分離・回収に成功し、大幅な省エネルギー化を実現した。
実用化試験は2019年以降、舞鶴発電所敷地内で
2019年以降に予定されている実用化試験では、関西電力の舞鶴発電所に1日あたり40トン規模のCO2を回収する装置を設置する。排ガスを川崎重工が開発したシステムで処理、システム内ではRITEが開発したCO2の個体吸収剤を活用する。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
川崎重工 リリース
https://www.khi.co.jp/news/detail/20170919_1.html
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