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2017-09-30 19:00

その他

ニチコン、太陽電池とEV/PHVと蓄電池をつなぐ次世代蓄電システムを開発

タイナビNS
太陽電池とEV/PHVと蓄電池をつなぐ次世代蓄電システム
ニチコン株式会社は9月25日、太陽電池とEV/PHVの電池と蓄電池をつなぐ全く新しい次世代蓄電システム、「トライブリッド蓄電システム」を開発したと発表した。
  
同社は、家庭用蓄電システムを2012年から販売してきているほか、EV関連では、2009年に三菱自動車工業株式会社製i-MiEVに量産EV第一号となる車載用充電器を供給、2012年には世界初のV2Hシステムを開発・市場導入し、EVと家庭をつなぐことを可能にしている。

同社が開発した蓄電システムは、太陽電池とEV/PHVの電池と蓄電池を効率よく連携させ、太陽電池で発電した電力を家庭で蓄えて使用するだけでなく、EV走行など種々のシーンに合わせて活用でき、エネルギーの自給自足を目指すほか、需給最適化にも貢献するものという。

そして、3つの電池をDCリンクする高効率なシステムで蓄電池とEVの電池間も電力移動が可能で、EVが不在の時にも太陽電池からの電力を蓄電池に蓄えておき、EVが戻った時に蓄電池からEVに充電することになる。

幕張メッセで開催の「CEATEC JAPAN 2017」に出展
また、万一の停電時も蓄電池とEVの大容量電池の両方からバックアップでき、より大きな安心を得ることができる。さらに、ユーザーのライフステージ変化に応じ、太陽電池の増設、蓄電池の増設、V2Hスタンドの追加接続等のシステムアップが可能という。

同社では、このシステムにより家庭もクルマも太陽光発電で賄える究極の自給自足が可能となり、EVの普及を促進させ、より良い地球環境の実現に大きく寄与できるものと期待されるとしている。

なお、同システムの開発コンセプト品を、10月3日から幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2017」に出展するとのこと。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ニチコン株式会社 プレスリリース
http://www.nichicon.co.jp/new/new201.html

 

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