2016-06-29 16:00
電気自動車
Ceres Powerなど、電気自動車の航続距離拡大へ 「SOFCスタック技術」を新開発

最大距離を更新へ
Ceres Power Holdings plc(以下、Ceres Power)は、6月28日、Nissan Motor Manufacturing (UK) Ltd(以下、英国日産)およびM-Solvと、電気自動車における航続距離拡大を目的に、小型の車載固体酸化物燃料電池(SOFC)スタック技術を新開発し、その有効性を確認したことを発表した。また、両社と新たな関係を開始するための全ての契約を完了したことも明らかにした。
技術概要
今回、技術が実証されたSOFCスタックは、Ceres Powerオリジナル技術。多様な燃料から高効率で発電可能な「SteelCell」の技術がベースとなっている。自動車部門にも応用可能なバイオ燃料等、様々な高効率の燃料タイプと連動することができるうえ、一般的な加工装置と鋼鉄のような通常材料を使用することで、大量生産も可能であるのがメリットだ。
世界的に自動車排ガスを削減
Ceres Powerは、次世代燃料電池技術の世界的リーダーで、今回の技術開発においても英国日産、M-Solvとのコンソーシアムのリーダーとしてプロジェクトを遂行している。同社は今後も3社にて、環境負荷低減社会の実現を目指し、より長い航続距離と、より短い燃料補給時間を備えた「完全な電気自動車」の製造に取り組む方針だ。
外部リンク
Ceres Power Holdings Plc プレスリリース
http://www.cerespower.com/news-media/
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