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三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は、バイオマス発電事業のリスクを補償する「バイオマス発電総合補償プラン」の販売を開始したと発表した。これにあわせて、インターリスク総研と共同で開発した、「バイオマス発電設備に関するハンドブック」も発行している。

バイオマス発電は、太陽光や風力に比べて気象に左右されにくく、安定的な発電が可能な方法として知られている。また循環型社会の構築、地球温暖化対策などに大きく貢献できるエネルギーとしての注目度も高い。

今回の商品はこうした優れた将来性を持つバイオマス発電の一層の発展に貢献するべく開発された。事業リスクを幅広く補償する保険と、新規参入やその後の事業経営を支援する情報などを提供するツールとのセットになっている。

太陽光発電事業の発展に陰りが見られるとの報道が増えた今年だが、バイオマス発電は順調に伸びているという。

バイオマス発電では生物系の不要材料を大量に使用するが、材料を集める過程などにネックがあり、大規模な発電所を構築することが難しい。しかしこの点が安定的な運搬・管理という雇用を生み出し、地域の特性を活かした発電事業を可能にする。

さらに廃材、パルプ、ゴミ、食品加工の残滓などを有効利用することで循環型社会構築への貢献度が高く、これからますますの発展が期待されている分野だ。

外部リンク

あいおいニッセイ同和　リリース
http://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/