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2016-07-21 00:00

太陽光発電

重光商事とシャープがモンゴル初のメガソラー建設へ

モンゴル
今月下旬着工、年末には商業運転開始の予定
シャープ株式会社と重光商事株式会社の7月19日付の共同リリースによると、両社とモンゴル国の現地企業を合わせた3社がモンゴル初のメガソラー事業に参画する契約に調印した。工事は今月下旬に始まり、今年12月には商業運転を開始する予定だという。

新しい太陽光発電所はモンゴル国ダルハン市に建設され、敷地面積約29万平方メートル、年間発電量約1万4000MWh。

再生可能エネルギー使用による温室効果ガス排出量削減に年間約1万5000t貢献する見込みで、二国間クレジット制度を用いて、日本のCO2削減量に加算される。モンゴルが現在、発電を主に石炭に依存していることを考えると、今回の事業でクリーンな再生エネを導入する意義は深い。

出資比率では重光商事が80%、シャープとモンゴルの現地企業が各10%、重光商事は電力会社と売電契約のある今後25年、この共同事業経営を応援していくという。

重光とシャープの太陽光発電のノウハウを合わせて
重光商事は金沢市に本拠を置く貿易会社で、1983年設立。タオルの輸出入、物流などが主な業種だが、2012年から太陽光発電事業に参入、既に7つの発電所を完成している。各発電所は約1メガワット級だが、今回シャープとの提携で、初の10メガワット級発電所建設の運びとなる。

対するシャープは、太陽電池モジュールや架台などの周辺機器を供給し、発電所の設計やエンジニアリングを行う。モンゴル冬期の厳しい寒さや積雪への対応などを十分考慮した設計で、長期にわたる安定稼働につなげていく方針だという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

シャープと重光商事 共同リリース
http://www.shigemitsu-shoji.co.jp/

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