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2016-08-05 01:00

その他

三重県津市でバイオマス発電所、商業運転開始

三重県津市
JFEエンジニアリングと日本政策投資銀行、他4社
三重県津市の「バイオマス産業都市構想」のもと、JFEエンジニアリングと日本政策投資銀行その他4社が「グリーンエナジー津(GET)」を設立、バイオマス発電所を完成させたと発表した。8月2日に本格運転に先立ち開所式を行った。

津市の「バイオマス産業都市構想」では市内で発生する未利用・破棄物系のバイオマスを利用してクリーンエネルギー産業と雇用を創出し、環境に優しい、住みよい街作りを目指す。JFEエンジニアリングは2014年からこの事業に協力、このほどバイオマス発電所を完成させた。

燃料は木質系、約4万4000世帯分の発電量
新しい発電所はJFEエンジニアリングが所有する津製作所構内にあり、循環流動層ボイラを使用し、パームやし殻や木質チップなどを有効利用して発電を行う。

年間発電計画量は約15万8000MWh、一般家庭の年間消費電力量約4万4000世帯分を見込んでいる。得られた電力は「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)」を利用して、JFEエンジニアリング傘下の「アーバンエナジー」に売電される。

JFEエンジニアリングは新会社から事業の包括運営を受託、以後20年間事業の安定化を図りながら運営を行う。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

JFEエンジニアリング リリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/
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