エネクトニュース

関西電力は今年4月に始まった電力の小売全面自由化でさらに顧客の選択肢を拡大するため、新しい電気料金メニューを加えると発表した。

新しいプランは「eおとくプラン」。契約の受付は7月28日に開始、契約開始は10月1日からになる。さらに期間限定のキャンペーンとして、契約開始後2017年3月分までの電気料金の割引も利用できる。

「eおとくプラン」ではこれまで同社が用いていた電気使用量に基づく3段階の料金単価を2段階に改定、使用量の多い3段階目の料金単価が特に安くなる。このため、平均より電気の使用量の高い家庭にお得な料金メニューとなっている。

同社の試算によると毎月約350kWhの使用量の場合、年間約3500円料金が下がり、キャンペーンを適用するとさらに1％の割引が加わり、「はぴeポイント」が約1100円相当貯まるという。

「はぴeポイント」は200種類以上のアイテムや他社のポイントと交換できるが、今後は関西電力の電気料金の支払いにも活用できるよう、検討を進めているという。

関西電力は、来年4月に開始されるガスの小売全面自由化を視野に、電気とガスのセット販売など、より魅力ある料金メニューやサービスの開発を続けている。

外部リンク

関西電力　リリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2016/

「eおとくプラン」
https://kepco.jp/