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2016-08-31 08:00

行政

経済産業省、5月分の電力需給速報を発表

電力自由化
新電力の需要電力量など
経済産業省は、電気事業者の発電電力量や、新電力会社の需要電力量などをまとめた「平成28年5月分電力需給速報」を発表した。

新電力のシェアが増加
今回発表された「平成28年5月分電力需給速報」では、供給関係のデータと需要関係のデータがまとめられている。

供給関係では、平成28年8月17日時点で報告のあった337社の事業者による合計がまとめられており、発電電力量の合計は649億kWhで、内訳は火力が約82.8%を占める537kWh、水力が約13.8%の90億kWh、原子力が2.1%の13億kWhで、太陽光・風力などの新エネルギーは約2.9の18億kWhとなった。

需給関係では、平成28年8月23日時点で報告のあった小売電気事業者、一般送配電事業者および特定送配電事業者306社の合計がまとめられており、需要電力量は前年同月比2.2%減となる630億kWhとなり、2か月連続で前年実績を下回っている。

新電力のシェア推移としては、平成28年4月では、特別高圧・高圧の需要電力量414.9億kWhのうち8.27%の34.3億kWhが、低圧の252.8億kWhのうち、わずか0.08%の0.2億kWhが新電力となった。

平成28年5月の需要電力量における新電力の割合としては、特別高圧・高圧の410.2億kWhのうち9.29%の38.1億kWhが、低圧の218.1億kWhのうち0.79%の1.7億kWhが新電力となり、新電力の割合は特別高圧・高圧と低圧ともに増加する結果となった。

次回のデータ更新については、9月下旬の予定とのことだ。


外部リンク

「平成28年5月分電力需給速報」(PDF)
http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/

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