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独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構（JOGMEC）は、岩手県八幡平市と協力し、地熱資源開発の促進を目的として「地熱シンポジウムin八幡平」を開催することを8月12日に発表した。

日程は、平成28年9月16日（金）～17日（土）の期間で、場所は八幡平ロイヤルホテル「ロイヤルルーム」だ。

9月16日には、「地熱発電の歴史と展望～半世紀を迎えた地熱発電～」というシンポジウムを予定し、これまでの八幡平市における地熱開発と地域の歴史を基調講演等によって振り返る。

また、地熱事業者や熱利用事業者、学生等を中心とした現在八幡平市内で事業に携わる若手実務者及び将来世代が、地域の課題や解決策について議論を行い、今後の地熱開発と地域の共生を展望することになっている。

シンポジウムの開催以外にも、同日に、地熱シンポジウムを開催する会場入り口前において、展示会が行われ、地域産品等を試食販売したり、JOGMEC及び関係事業者によって事業を紹介したり、地熱発電の説明をしたり等予定している。

また、9月17日には松川地熱発電所や地熱利用施設等を見て回る「八幡平地熱ツアー」を2コースに分かれて実施する予定だ。

「地熱シンポジウムin八幡平」は参加料が無料である。参加募集期間の平成28年8月17日（水）～9月5日（月）にWEBサイトより申し込みを行う必要がある。尚、申し込み人数が定員以上になった場合は、抽選となる。　

岩手県八幡平市は、全国の中でも地熱資源に恵まれている場所である。

日本で初めて昭和41年に松川地熱発電所の運転を開始し、今年は運転開始から50周年を迎えた。同発電所からは温泉郷や地域へ熱供給が実施されており、観光や農業等地域の産業に活用している。また、新たな地熱発電所の建設を検討している。

外部リンク

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構（JOGMEC）
http://www.jogmec.go.jp/news/r

岩手県八幡平市
http://www.city.hachimantai.lg.jp/