2016-09-07 21:00

太陽光発電

エクソル、新工法「X-Large」の提供開始

X-Large
スライド移動で空きスペースを作りだし、増設可能に
株式会社エクソル(以下、「エクソル」)は、太陽光発電所の新しい施工方法を開発したと発表した。この工法では、モジュール増設のために新しい敷地を求めなくても、現在の限られたスペース内で発電量を増加させることができる。

「X-Large 」は既に設置済みの太陽電池モジュールをアレイ単位で改修して移動させ、間隔を詰めることによってスペースを生み出す。そこに新たなモジュールを増設して、発電所の総発電量を増加させるという考え方だ。エクソルによるとこの工法は業界初のオリジナルであり、現在特許出願中だという。

同社はこの新工法による見積もりを9月20日から受け付けている。

アレイで固定点が増え、増設前と同等以上の強度を確保
新工法ではモジュールに影がかかることを前提として、ロス率を最小限に抑える新発想のシステム設計を採用し、最適なシミュレーション設計で発電量の最大化を実現する。

また改修でアレイの固定点が増えるほか前後に連結固定され、風圧などに対する強度が増設施工以前と同等に保たれるとしている。

同社は9月中に住宅向け、今冬には産業向けに、太陽光発電モジュールの新製品も発売する予定だという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

エクソル リリース
https://www.xsol.co.jp/news/
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