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中部電力株式会社は、2017年4月からガス小売事業に参入するため、2016年9月13日（火）に改正ガス事業法に基づいて、経済産業大臣にガス小売事業の登録申請を行ったことを発表した。

中部電力では、2001年よりガス販売を行っており、今回、2017年4月よりガス小売が全面自由化されることから、一般家庭などを対象としたガス小売事業に参入することを決定した。

今回、新たに中部電力のガス販売対象となるのは、東邦ガス供給区域で都市ガスを利用している一般家庭や飲食店など「ガス使用量が年間10立方メートル未満」の消費者だ。

料金体系については今後検討を行い、安価で分かりやすいガス料金メニューを目指すとともに、ガスと電気の請求を一本化して利便性向上を図るとしている。

保安体制は、保安を担う組織を新設し、中部電力と保安委託先で保安業務に対応する予定で、既存の都市ガス会社と同等の保安水準達成を予定しており、保安委託先は今後、協議により決定するとのことだ。

中部電力は今後、ガス料金メニューの検討と万全な保安体制構築を行い、2017年1月からの受付開始を目指すとしている。

外部リンク

中部電力 プレスリリース
https://www.chuden.co.jp/corporate/