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2016-10-23 21:00

その他

日立造船と清掃一組が運転管理システム開発で協力

タイナビNS
杉並清掃工場で最適運転管理システムを開発
日立造船株式会社(以下「日立造船」)は、清掃工場における制御技術の研究で、清掃一組との協力に合意したと10月20日発表した。

清掃一組とは、東京二十三区清掃一部事務組合の略称で、東京23区の可燃ごみなどの共同処理を行う目的で2000年に設立された。21の清掃工場を所有し、そのうち老朽化した杉並清掃工場の建て替えが、現在日立造船と株式会社奥村組によって行われている。

両社の協力は循環型社会形成の推進に貢献することを目的とし、廃棄物中間処理施設の管理システムを高度化することによって、より安全で安定的な操業を目指す。 

ビッグデータの活用で次世代ごみ焼却発電プラントを
清掃工場のビッグデータとは、ごみの燃焼温度や空気量、排ガス量など、一日数十万点以上にのぼるという。日立造船はこれに加えて運転予測、機器の寿命予測など新たなデータを収集し、自律制御や予兆診断などの機能を加えて、より高度な最適運転管理システムを構築する方針。

同社はこれまでの実績で得られた高度なごみ処理に関するノウハウを清掃一組の杉並工場に集中投入し、次世代ごみ焼却発電プラントとして革新的な運転技術を提供するとしている。


外部リンク

日立造船 リリース
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2016/10/002352.html
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