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2017-01-26 20:00

その他

愛知県で汚泥処理バイオガス発電施設が完成

タイナビNS
豊川浄化センターで2月1日から発電開始
愛知県は1月23日、豊川浄化センターの汚泥処理バイオガス発電施設が完成し、2月1日から発電を開始すると発表した。起電式も同日午前10時から、豊橋市にある同センターで開催される。

この事業は同県が2014年度から進めていた、通称「豊川浄化センターPFI事業」。PFIとはプライベート・ファイナンス・イニシアチブの略で、公共の施設の運営などに民間の資金とノウハウを活用する事業形態だ。

新事業では浄化センターにおける汚泥処理で得られる、1日あたり約4600立方メートルのバイオガスを利用して発電を行う。年間の発電量としては約277万kWhを見込んでいる。 一般家庭の電力消費量に換算すると、約770世帯分に相当する。

下水道事業における全国初のPFIパッケージ
新施設は事業運営のために2014年に設立された愛知クリーンエナジー株式会社が向こう20年間運営を担当し、得られた電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を利用して売電される。売電収入は県と事業者の間で利益を分配する。

この事業は既存の下水道汚泥処理施設を改築してバイオマス利活用施設を新設し、今後20年間の運営を一体化した、全国初の試みであるという。

(画像は愛知県公式ホームページより)


外部リンク

愛知県 リリース
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/gesuido/kidenshiki.html

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