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商業支援組合合同会社が運営する「新電力バンク(R)」は、低圧需要者向けの対面型店舗を、宇都宮市役所前に2017年3月10日オープンすると発表した。

電力小売り自由化が全面的に施行されてから、「お得な料金」を選ぶ事の出来る比較見積サイトが巷に増え始めたが、低圧需要者向けの対面型店舗は業界初の試みになるという。

電力会社を決定するに当たって消費者から多く聞かれる悩みの中では、「（電力各社の）料金体系が複雑すぎる」「インターネットが苦手」「旧来の電力会社から切り替えるのが（停電しないか）心配」といったものが多数を占めている。

そういった内実を反映してか、昨年4月から12月までの8ヵ月間で従来の電力会社から新電力に電力供給元を切り替えた需要家はわずか257万4500世帯に留まっていると見られており、日本全世帯数の4.1％と、新規参入した電力会社が決して順風満帆な船出には至っていない現状が覗える。

こうした状況を打破すべく設置される対面型店舗では、客観的に操作できる独自開発アプリを搭載したタブレットを設置し、顧客をスムーズに誘導するための「電気コンシェルジュ」も配置するという。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

商業支援組合　プレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000023780.html

新電力バンク(R)
http://www.shindenryoku.jp/