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2017-02-09 23:00

その他

釧路市で石炭とバイオマスの混焼発電所を建設

タイナビNS
JFEエンジニアリングが釧路火力発電所から受注
JFEエンジニアリング株式会社(以下「JFEエンジニアリング」)は2月8日、北海道釧路市で計画されているCFBボイラ発電プラントのEPC(設計・調達・建設)を受注したと発表した。

この発電所では循環流動層(CFB: Circulating Fluidized Bed)ボイラを設置し、石炭と木質バイオマスを燃料として発電を行う。CFBボイラは従来の発電用ボイラが高品位炭・油・ガスなど限られた化石燃料しか使用できないことにくらべ、バイオマス・スラッジ・低品位炭など幅広い燃料を使用することができる。

石炭とバイオマスの混焼により二酸化炭素排出量を低減することが可能で、石炭単焼の微粉炭を燃焼するボイラによる発電と同等の発電が可能だという。

発電出力11万2000kW、2019年に商業運転開始
新発電所にはValmet社のCFBボイラが採用され、出力は11万2000kW、商業運転開始は2019年中の予定となっている。

JFEエンジニアリングはこれからも石炭・バイオマス・廃棄物など多様な燃料を使用できかつ高い効率の発電設備を供給することによって、省資源・低炭素社会の実現に貢献していく方針だ。

(画像はJFEエンジニアリング公式ホームページより)


外部リンク

JFEエンジニアリング リリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2017/20170208091229.html

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