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2017-03-10 02:00

その他

住友電工がレドックスフロー電池を納入、台湾での再生エネ平滑化実証実験に

タイナビNS
台湾電力総合研究所へレドックスフロー電池を納入
住友電気工業株式会社は3月3日、台湾電力総合研究所に定格出力125 kWのレドックスフロー電池を納入したと発表した。

レドックスフロー電池とは
レドックスフロー電池は、不燃性材料による安全性、充放電回数の制限なしの長寿命、リアルタイムに正確な残量測定ができる使いやすさといった特長のある大規模蓄電システム。

発電量をコントロールできない再生可能エネルギーに対応するために必要な大容量と充放電反応の速さ、繰り返し利用への耐久性を備えている。

再生可能エネルギー発電の出力平滑化の実証実験
台湾では、太陽光発電と風力発電をメインとした再生可能エネルギーを積極的に推進しており、2025年の全発電量に占める再生可能エネルギーの比率を20%とすることを目標としている。

台湾電力総合研究所では、こうした再生可能エネルギー発電の出力平滑化や、ピークカットなどの実証実験を計画。

同社のレドックスフロー電池は、こうした実証実験に使用される蓄電池として2016年5月に採用決定。今般、同研究所内への設置・納入が完了した。

同社は、今後も同製品や海底電力ケーブルなど関連製品の供給を通じて、台湾における再生可能エネルギーの導入促進に貢献していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

住友電気工業 プレスリリース
http://www.sei.co.jp/company/press/2017/03/prs020.html

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