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2019-07-12 02:00

その他

シャープ、フィリピンのタイヤ工場屋根に太陽光発電システムを設置

タイナビNS
出力規模は、約4MW-dc
シャープエネルギーソリューション株式会社は、2019年7月9日、フィリピン共和国にある横浜ゴム株式会社の工場屋根に、太陽光発電システムを設置したと発表した。

シャープエネルギーソリューションは、シャープ株式会社の子会社であり、太陽光発電システムの販売などを展開している企業。今回設置された発電システムの出力規模は、約4MW-dcとなっている。

約2858tCO/年におよぶ温室効果ガス排出量を削減
今回の太陽光発電システム設置は、日本・環境省が実施する『二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業』の採択を受け、推進された。同事業は、途上国における温室効果ガス排出量を削減と、その効果の測定・報告・検証を行うもの。費用の2分の1を上限として補助が行われる。

同システムが設置されたのは、フィリピン共和国パンパンガ州において横浜ゴム株式会社の子会社がタイヤを生産している工場の屋根。太陽光発電の導入は、温室効果ガス排出量の削減や天然資源の保全などを目指す同工場の環境方針により行われた。導入により、約2858tCO/年におよぶ温室効果ガス排出量の削減が実現するという。

「自給自足」する時代の流れを先取り
シャープエネルギーソリューションは、再生可能エネルギーを「自給自足」する時代の流れを先取りする形で、住宅分野と産業分野で太陽光発電システムなどを展開。住宅分野では「人に寄り添うIoT」家電とエネルギーソリューションの融合を目指し、産業分野ではピークカットシステムやVPPなど新規事業の創出を図っている。

同社は今後も、再生可能エネルギーのさらなる普及拡大に貢献するとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

フィリピンにあるタイヤ生産工場の屋根に太陽光発電システムを設置 - シャープ株式会社
https://corporate.jp.sharp/corporate/news/190709-a.html

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