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2019-07-28 20:00

その他

住友ゴム、タイヤの静電気で発電する新技術を開発

タイナビNS
摩擦による静電気を集めて効率よく発電
住友ゴム工業株式会社(以下「住友ゴム」)は7月23日、タイヤで発生する静電気を利用して発電する技術を、関西大学の谷教授と共同開発したと発表した。

ダンロップなどのメインブランドを擁する住友ゴムは、タイヤの技術開発において「Smart Tyre Concept(スマート・タイヤ・コンセプト)」を掲げ、積極的な技術革新と新たなサービスの創出に取り組んでいる。

タイナビNS
走る車のタイヤは回転によって変形し、接地面が地面との摩擦で静電気を帯びる。新開発の技術では、タイヤの内側に取り付けた発電デバイスが、静電気を利用して効率よく発電を行う。

この技術はタイヤの内部に取り付けられた空気圧センサーなど、少量の電力を必要とするデジタルツールの電源に用いることが可能。

激動の自動車産業の中で、より高い安全性と環境性を
自動車産業が大きな環境の変化をくぐり抜けている現在、住友ゴムはさらに安全性能と環境性能の向上を目指して技術開発に取り組んでいる。

今回の開発は将来的には、バッテリー不要のデジタルツールを駆使した新サービスの創出にも貢献すると期待されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

住友ゴム リリース
http://www.srigroup.co.jp/

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