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2019-08-08 08:00

その他

シャープら 蓄電池新規購入で余剰電力買取に4円上乗せ

タイナビNS
丸紅ソーラートレーディングと協業
2019年8月5日、シャープ株式会社は丸紅ソーラートレーディング株式会社と協業し、太陽光発電システムの余剰電力買取サービスを11月1日よりスタートさせることを発表した。

再生可能エネルギー由来電力の調達および卸売販売等を事業の主幹とする丸紅ソーラートレーディング株式会社とシャープエネルギーソリューション株式会社が協働することにより、太陽光発電システムの余剰電力買取サービス「SHARPプラン」および「SHARPプラン 蓄電池プレミアム」の提供が可能となった。

電力の買取業務を丸紅ソーラートレーディング株式会社が担い、シャープエネルギーソリューション株式会社は営業支援を担当する。

「SHARPプラン」と「蓄電池プレミアム」
2009年11月にスタートした固定価格買取制度(FIT)の余剰電力買取は2019年11月より順次満了を迎える。

経済産業省「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会第8回資料3」によると、約53万世帯が2019年11月と12月に期間満了を迎えることとなり、卒FITにあわせて新たに余剰電力の販売契約を結ばなくてはならない。

シャープエネルギーソリューション株式会社は、そうした卒FITを迎える人向けに余剰電力買取サービス「SHARPプラン」を提供し、さらに同社の蓄電池を新規購入した人向けに「蓄電池プレミアム」を同プラン契約から1年間提供する。

「蓄電池プレミアム」は「SHARPプラン」に4円加算
「蓄電池プレミアム」では、4円/kWhが「SHARPプラン」買電価格に加算される。なお、対象となる蓄電池は、シャープエネルギーソリューション株式会社が長期保証書を発行したものに限られ、2019年7月1日以降に引き渡しが完了していることが条件となる。

「SHARPプラン」の買取価格は、北海道電力管内で10.6/kWh、東京電力管内で9.5/kWhなどとなっている。買取単価には10%の消費税相当額が含まれ、適用は2019年11月~2020年4月の検針日前日だ。通常買取単価は変更される場合もあるとされている。

加入受付においては、丸紅ソーラートレーディング株式会社が開設する特設サイトおよび同社の代理店経由での申込が8月中旬以降に開始される予定だ。申込受付に関する事前情報を希望する場合は、同社の事前登録フォームに登録すれば随時情報を受け取ることができる。

(画像はシャープ株式会社ホームページより)


外部リンク

シャープ株式会社
https://corporate.jp.sharp/news/190805-a.html

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