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2019-08-08 19:00

その他

シャープ、色素増感太陽電池を用いたビーコンを開発

タイナビNS
世界最高レベルの発電効率、バッテリー交換が不要に
シャープは8月7日、色素増感太陽電池で世界最高レベルの発電効率を達成し、これを電源としたビーコンを開発したと発表した。

色素増感太陽電池は近年技術開発が進んで起電力が増加し、低コストで生産できる実用的な太陽電池として注目されている。シリコン系製品と比べて発電効率で劣るが、薄くフレキシブルな利点もある。

タイナビNS
シャープが開発したビーコンは室内外に設置され、位置情報信号を無線で発信する。スマホやタブレットがこれを受信して端末位置を測定し、ナビゲーションシステムなどで利用する。ビーコンは屋内や地下などの電波が届きにくい場所で威力を発揮し、今後の需要拡大が見込まれている。

新製品は低照度の環境でも安定的な発電を実現し、バッテリー交換のメンテナンスを不要にした。

位置情報を利用する様々なナビゲーションシステムに
第一弾として、シャープは新製品を清水建設が社屋の内外で使用する音声ナビゲーションシステム用に納入した。

シャープは今後、位置情報を提供する様々なサービス業者に向けて、新製品「レスビー」のマーケティングを進めていく。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

シャープ リリース
https://corporate.jp.sharp/news/190807-a.html

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