• TOP
  • >
  • 卒FIT後の余剰電力買取開始 最大9円 コープこうべ
2019-08-10 10:00

その他

卒FIT後の余剰電力買取開始 最大9円 コープこうべ

タイナビNS
コープこうべが住宅用太陽光発電の買取開始
コープこうべは2019年7月29日、住宅用太陽光発電の余剰電力買取をスタートすることを発表した。

対象となるのは、住宅用太陽光発電を設置している、固定価格買取制度(FIT)の買取期間満了を迎える同組合員の家庭としている。

固定価格買取制度の買取期間が順次満了となる2019年11月以降、売電先を自由に選択できるようになる一方、期間満了を迎える人は、新たな売電先を探して契約しなくてはならない。コープこうべでは、同組合員の卒FIT後の余剰電力買取を通じ、電気の地産地消を推進したい考えだ。

買取価格は最大9.0円/kwh
余剰電力の買取開始は11月1日(金)からで、受付開始は
10月1日(火)を予定している。申し込み方法については9月下旬にホームページや宅配のチラシにおいて告知される見通しだ。

買取価格は「コープでんき」を利用している同組合員の場合は9.0円/kwh、「コープでんき」の利用がない同組合員は8.5円/kwhとなっている。

「コープでんき」こだわりの電源構成
コープこうべの「コープでんき」は、電源構成にこだわりを持ち、2019年4月1日~2020年3月31日の調達電力量計画値は、再生可能エネルギーである太陽光発電とバイオマスによるFIT発電がおよそ30%、石炭等と比較しCO2排出量が少ない天然ガスでの発電が約70%という割合になっている。

ただし、コープこうべがFIT電気を調達する際、費用の一部には賦課金が使用されている。そのため、FIT電気のCO2排出量は、火力発電等を含む全国平均のCO2排出量を有する電気として扱われる。

また、「コープでんき」のFIT発電は電気の地産地消を目的に、宝塚市の「宝塚すみれ発電」および神戸市垂水区の「垂水処理場」等から調達している。コープこうべの「コープでんき」契約件数は34,000世帯を突破した。

(画像はコープこうべホームページより)


外部リンク

コープこうべ
https://www.kobe.coop.or.jp/news/detail.php?id=126262

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook