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2018-11-04 00:00

その他

NTT西日本など、EVを活用したV2Bによるエネルギーコスト・CO2削減トライアル

タイナビNS
EVを活用したエネルギーコスト・CO2削減トライアル
西日本電信電話株式会社(NTT西日本)と株式会社NTTスマイルエナジーは10月30日、日産自動車株式会社との協業にて、電気自動車(EV)を活用したV2B(vehicle to building)によるオフィスビルでのエネルギーコスト・CO2削減トライアルを、この12月から開始すると発表した。

トライアルでは、太陽光発電システムのほか、V2BによりオフィスビルとEVでの電力相互供給をICT(情報通信技術)で最適制御し、エネルギーコスト削減やCO2削減等の有効性を検証するという。

この主な検証項目としては、日産自動車とのクラウド連携(遠隔制御)によるV2Bを活用した電力最適制御や、RE100向けCO2削減ソリューションの検証など、全4項目を掲げている。

そして、太陽光発電システムで発電した電気をオフィスビルで自家消費しながら、発電量と電力使用量およびEV使用状況に応じて、クラウドからEVや定置型蓄電池を遠隔で充放電し、EV利用ユーザーの利便性を損なわずに、エネルギーコストやCO2排出量をどこまで削減できるかを検証するとのこと。

検証は2020年3月末までを予定
検証場所は、山口県山口市熊野町のNTT西日本山口支店とし、V2Bを3台、日産リーフを3台とともに、太陽光発電システム(16.5kW)1式を充てることとし、この検証は2020年の3月末までを予定している。

なおこの背景には、CO2削減が世界の潮流となり、ガソリン自動車からEVへのシフトが加速していて、NTTグループとしてもEV100に加盟し、保有している一般車両を2030年までに100%EV化することを宣言していることがある。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社NTTスマイルエナジー プレスリリース
https://nttse.com/info/20181030.html

 
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