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2018-11-11 01:00

その他

東京電力、ベトナムで水力発電事業に出資参画

タイナビNS
2016年に運転開始した水力発電所、出力2.97万kW
東京電力ホールディングス株式会社(以下「東京電力HD」)は11月9日、ベトナム北部における水力発電事業に出資参画したと発表した。

ベトナムの首都ハノイの北にあるコクサン(Coc San)水力発電所は2016年に運転を開始した。現地にある事業運営企業の株式は、大半がシンガポール籍のViet Hydro社に所有されている。東京電力HDはこのほどViet Hydro社の株式を36.38%取得する売買契約を締結した。

コクサン発電所の出力2.97万kWのうち、東京電力HDの持ち分は0.99万kWになる。発電所はベトナム国営電力会社に連なる配電業者と20年間の電力販売契約を締結しており、安定した操業を続けている。

海外で水力の開発を進め、200~300万kW規模に
東京電力HDは企業価値を高める方策の一つとして、再生可能エネルギー事業の主力電源化に取り組んでいる。

今回のコクサン水力発電所への出資参画は、同社としては初の海外水力発電事業となるが、将来的には200~300万kWの総開発規模を目指している。

東京電力HDは今後も海外でのパートナーシップの構築に力を注ぎ、東南アジアを中心に水力発電事業への参画を積極的に進めていく方針だ

(画像は東京電力HD公式ホームページより)


外部リンク

東京電力HD リリース
http://www.tepco.co.jp/press/release/2018/1510679_8707.html

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