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2018-11-04 19:00

その他

川崎市、市有施設の「屋根貸し」による太陽光発電事業候補者を決定

タイナビNS
市有施設の「屋根貸し」による太陽光発電事業
川崎市は10月30日、「公募要領」(10月1日公表)に基づいて募集を行っていた、市有施設の「屋根貸し」による太陽光発電モデル事業の事業候補者について、候補者を決定したと発表した。

同市は、平成30年3月に改正した「川崎市地球温暖化対策推進基本計画」に基づき、産業振興、防災対策、健康維持等にも寄与する「マルチベネフィット」を重視した地球温暖化対策に取り組んでおり、この中で災害時にも活用できる再生可能エネルギー等の導入を推進している。

この一環として今回、太陽光発電の普及を図ると同時に、市有財産の有効活用を目的に既存市有施設の屋根について目的外使用を許可することで、太陽光発電事業(いわゆる「屋根貸し」)のモデル事業を実施することとし、事業者募集を行ったもの。

この結果、全公募者数が4者あった中で、株式会社太陽住建を事業候補者とすることとしたという。

設置工事で障がい者やシルバー人材を活用などが評価
今回の対象施設は、同市川崎区浮島町523-1にある浮島埋立事業所で、ここに太陽光発電出力が60キロワットの発電設備を設置することとなる。この使用料は、年間300円/平方メートルとなり、20年間での総額は約197万円と見込まれている。

なお、今回の事業者選定に当たって同社が選定された理由については、1)軽量化が図られており建物への影響が小さい、2)アンカーレスでありながら風に強い構造となっている、3)設置工事では障がい者やシルバー人材を活用する、といった内容が高評価につながったとしている。

(画像はプレスリリース「公募要領」より)


外部リンク

川崎市 プレスリリース
http://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000100671.html

「公募要領」
http://www.city.kawasaki.jp/300/cmsfiles/contents/
 
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