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スマートソーラー株式会社は11月21日、静岡県函南町で建設を進めてきた太陽光発電所「函南ソーラーパーク」の完成を記念して、竣工式を行ったと発表した。

同発電所は、最大出力が1.9MW（太陽電池パネル設置容量）で、年間予想発電電力量は約2,012MWhとなり、これは一般家庭約630世帯の年間消費電力量に相当する規模となる。

さらに環境貢献として、1,120t-CO2／年tの二酸化炭素の削減効果があるとのこと。なお同発電所は、すでに2018年10月から買取価格40円／kWh（消費税含まず）にて売電を開始している。

同発電所の特長としては、多結晶太陽電池モジュール2種（275Wと245W）を合計7,704枚（1.9MW）設置し、東西と南配置にてアレイフィールドを構成しているほか、様々な地形に東西配置してパネル敷設量を最大化するため、3種類の高強度アルミ専用架台を開発・設置したことという。

また、パネルの分散配置とシステムロスを削減するため、PCSとトランスを分散配置し、影・方位・傾斜角のばらつきに伴うロスを最小化しているとのこと。

この結果、通常の南向けの配置に比べて敷設率を高め、発電量を約17％向上させたとしている。

なお同社は、全国各地に35ヵ所、合計230MWを超えるメガソーラー発電所について、開発から設計・調達・建設監理、O＆Mまでを行う垂直統合型デベロッパーとして、すでに全国23ヵ所（69MW）の発電所を建設・稼働し、4ヵ所の大規模太陽光発電所（93MW）を建設中という。

（画像はプレスリリースより）

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スマートソーラー株式会社　プレスリリース
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