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2018-12-15 10:00

その他

中部プラントサービス、木質バイオマス発電所「多気第二バイオパワー」建設で立地協定締結

タイナビNS
木質バイオマス発電所建設での立地協定を締結
中部電力株式会社のグループ会社となる株式会社中部プラントサービスは12月13日、三重県多気郡多気町にて2016年6月から運営する木質バイオマス発電所「多気バイオパワー」の近くに、木質バイオマス発電所「多気第二バイオパワー」を建設することとし、同日に多気町と立地協定を締結したと発表した。

この設置場所は、同じ多気町にある「多気クリスタルタウン工業ゾーン」内となり、発電出力は1,990kW、想定年間発電量は1,700万kWh/年としている。なお同所の送電量は1,400万kWh/年を予定していて、これは一般家庭約4,600世帯の年間使用電力量に相当する規模となる。

発電に用いる燃料には、約3万t/年の木質チップを使用するとしており、この発電所の着工は2020年1月を、また運転開始は2021年1月を予定している。

なお同社は、昭和36年11月15日創立の中部火力工事株式会社が前身で、名古屋市熱田区五本松町に本店があり、中部電力株式会社と株式会社トーエネックが株主となる。

地域防災対策のほか環境負荷低減と社会貢献で寄与
主な事業内容としては、発電設備の建設・保守・運転事業、ガス供給設備および熱供給設備の建設・保守事業、石油・化学プラント設備の建設・保守・点検事業などがあり、このほかにバイオマス燃料の調達・販売事業も行う。

同社は今後、二つの木質バイオマス発電所運営を通じ、三重県ほか周辺県の林業事業活性化や放置間伐材削減による防災対策への寄与等、地域の期待や要請に応えるとともに、CO2削減など環境負荷の低減と同社企業理念となる「社会貢献」に努めていくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社中部プラントサービス プレスリリース
http://www.chubuplant.co.jp/pdf/info_20181213.pdf

 
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