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2018-12-27 23:15

その他

住友電気工業、太陽光発電所の発電量を最大化する異常検出装置を開発

タイナビNS
異常検出装置にAIを搭載
住友電気工業株式会社は、太陽光発電所の発電量を最大化することができるAIを搭載した異常検出装置を開発したと2018年12月25日に発表した。

2019年4月に製品発売予定
住友電気工業は、これまで季節や発電所の周辺環境などさまざまな要因によって変化する発電量で異常を判定し、判定後も人間による分析・判断を必要としていた一般的な監視システムと違い、AIを用いて異常を判定し、発電量低下の原因も特定するストリング監視システムを開発した。

今回開発されたストリング監視システムは、AIを用いてストリング電流データ分析を行い、ヒューズやブレーカの異常など重要度の高いものから、木や草の影、パネルの経年劣化など緊急性の低いものまで、7種類の発電異常を見つけて緊急性の高い異常から通知をしてくれる。

また、計測した不具合や発電量などをグラフなどで分かりやすく表示する「日刊レポートメール」を任意のメールアドレス宛に送ることができ、異常が発生しているストリングを発電所マップに重ね合わせて表示するオプション機能も備えている。

住友電気工業は今回開発したストリング監視システムについて、2019年4月に製品発売を予定しているとのことだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

住友電気工業 プレスリリース
https://sei.co.jp/company/press/2018/12/prs108.html

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