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2019-01-25 16:00
その他
住友商事、豪州の分散型太陽光発電事業者を買収

住友商事が豪州の分散型太陽光発電事業者を買収
住友商事株式会社は1月24日、豪州の電力事業統括会社であるSSCPH社(住友商事の100パーセント子会社)を通じ、同国のIE社(Infinite Energy Holdings Pty Ltd.)の株式100パーセントを、同日付で取得したと発表した。IE社は、西豪州パースにある2010年設立の会社で、分散型太陽光発電システム開発と販売事業を行っており、太陽光発電システムの販売シェアは、西豪州で第1位となるほか、豪州全体でも第4位となっている。
また、販売・据え付けだけでなく、卸売電力市場から調達した電力を既存送電網にて需要家向けに販売する電力小売事業も展開している。
さらにIE社は、高い顧客認知度・ブランド力のほか、大手地場企業との戦略的パートナーシップを構築していて、幅広い業種との協業を通じた販売チャネルを保有している。
そして豪州は、人口増加や電気自動車の普及に伴って、堅調な電力需要増が見込まれており、連邦・州レベルでの支援策や太陽光パネルの価格低下などから、住宅・商業施設の屋上を利用した小規模な分散型太陽光発電事業が活発化している。
電力と他ビジネスを掛け合わせた新ビジネス創造目指す
特に西豪州は人口密度が低いことから、送配電コストの負担から電気代が高い一方、日照量が豊富なため、太陽光発電システムを導入する好環境にあるという。住友商事は、IE社への経営参画を通して、豪州での分散型太陽光発電・蓄電池供給事業を活用した電力小売事業のプラットフォーム構築に取り組むとともに、同社グループが持つ豊富なビジネスラインのノウハウやネットワークを活用し、電力と他ビジネスを掛け合わせた新ビジネス領域の創造を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
住友商事株式会社 プレスリリース
https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/release/
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