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2019-02-12 22:00

その他

北海道電力の奈井江発電所、2号機も停止

タイナビNS
1号機は1月下旬から点検・補修、2月7日に復旧
北海道電力株式会社(以下「北海道電力」)は2月11日、同社の奈井江発電所の2号機で蒸気漏れの徴候を確認、停止して点検作業を開始したと発表した。

奈井江発電所(出力35万kW)は昨年の地震で注目を浴びた苫東厚真発電所(165万kW)や砂川発電所(25万kW)と同じく、北海道電力が運営する石炭火力発電所の1つ。1号機は1968年、2号機は1970年から稼働しており、他の石炭火力発電機よりも古い。

1号機は1月22日にボイラー内部で蒸気漏洩が確認され、2月7日に復旧したばかり。2号機でも蒸気漏洩の徴候が確認され、点検作業を開始した。

電力供給に影響はないが、不測の事態に備えて節電を
北海道電力の第一報によると、点検・補修作業は数週間程度かかる見込みで復旧時期は未定だが、直ちに電力供給に支障がでる状況ではないという。

北海道電力の「でんき予報」によると2月12日の最大需要予測は499万kWで、ピーク時の供給量は580万kW、予備率16%。

同社はさらなる計画外停止など不測の事態に備えて、引き続き節電への理解と協力を呼びかけている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

北海道電力 リリース
http://www.hepco.co.jp/info/2018/1236521_1753.html

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