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2019-02-06 23:00

その他

資源総合システム、太陽光発電システム2018年世界導入量は98GW以上との速報値発表

タイナビNS
2018年の太陽光発電システム世界導入量は98GW以上に
株式会社資源総合システムは2月5日、2018年の太陽光発電システム世界導入量は98GW(DC)以上になるとの速報値(1月末時点での分析値)を発表した。

これは、同社が加盟するPVMA(PV Market Alliance)との共同により分析・発表したもので、導入量は稼働した太陽光発電システムの容量とのこと。

なおPVMAは、中国、欧州、日本のほか米州の太陽光発電の専門家により2014年に設立された調査機関で、世界の太陽光発電市場に関する情報を提供している。

中国は、昨年5月31日に中国政府が太陽光発電プロジェクトの開発を引き締める政策を発表したことから、太陽光発電システム導入量は2017年の53GWから44GWへと約17%減少した。

その一方、中国を除く世界の導入量は、前年の45GWから54GWと20%増となり、世界全体での導入量は2017年(97GW)とほぼ同水準で、世界累積導入量は500GWを超えたとみている。

2019年の世界全体導入量は120GWに達する可能性
米国・日本・インド市場は、2017年と同水準を維持していて、3ヶ国で約26GWを導入している。また欧州では、ドイツとオランダを中心に市場が拡大し、導入量は約8.5GWとなるととともに、2019年はさらに市場拡大が見込まれている。

このほか、新興市場(オーストラリア、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、メキシコ、ブラジル等)は、少なくとも19.5GWを導入したとのこと。

そして2019年は、中国など主要な市場国の政策決定動向を注視しなければならないが、中国の導入量が前年と同水準の場合は、中東、ラテンアメリカ、欧州での導入増加により、世界全体の導入量は120GWに達する可能性があるという。

(画像は株式会社資源総合システムHPより)


外部リンク

株式会社資源総合システム プレスリリース
https://www.rts-pv.com/news/201902_4046.html

 
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