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温水バイナリー発電開発と小型水力発電開発を行うEnergy Creation株式会社は3月6日、これまでの温水バイナリー発電手法と全く異なる、新たな「地域が主役 温水バイナリー発電」をリリースしたと発表した。

これまでの温水バイナリー発電では、開発事業者が地域の権利者から土地や源泉などの使用権を賃借し、事業者主体での開発が進められていたため、必ずしも地域の意向が反映された発電所開発が行われていたとはいえない状況だった。

また、地域が主体となって開発する場合は、地域がリスクテイクし多額の資金調達・投資を行う必要があり、温水バイナリー発電普及の阻害要因となっていた。

そこで同社は、「地域が主役 温水バイナリー発電」をサービスインさせることで、発電主体は地域あるいは地域企業としながら、同社が資金調達や発電事業運営を行うことで、ファイナンスと事業のリスクを引き受けることとしたもの。

このため、地域あるいは地域企業は、リスクフリーで温水バイナリー発電事業を開始することが可能になり、温水バイナリー発電の普及促進を目指せるとしている。

この特徴は、資金や発電所開発・運営ノウハウがなくても発電主体として発電事業を開始できるほか、温水バイナリー発電は気候に左右されずに安定的に発電が可能なベースロード電源で、15年間は固定価格での売電が可能なため長期的な収益が確保できるという。

さらに、資金調達、設備投資、発電所開発とその運営は、同社が行うため、リスクフリーで温水バイナリー発電事業を開始できることとしている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

Energy Creation株式会社　プレスリリース（Value Press！）
https://www.value-press.com/pressrelease/216936

「地域が主役　温水バイナリー発電」
<a href="「地域が主役 温水バイナリー発電」 http://www.energy-creation.tech/solution/" target="_blank">http://www.energy-creation.tech/solution/</a>