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2019-02-26 17:00

その他

トラストバンク、長崎県平戸市との連携にて初の風力発電所を開所

タイナビNS
長崎県平戸市と連携して風力発電所を開所
株式会社トラストバンクは、長崎県平戸市から「生月町風力発電所」をこの1月1日付で譲り受け、再生可能エネルギーを用いた地域エネルギー事業を開始したと発表した。

同発電所は、長崎県平戸市(旧長崎県生月町)が平成12年3月に「生月町における風力開発フィールドテスト事業」としてNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)との共同研究業務により設置したもので、その後平戸市がNEDOから譲渡を受け稼働していたものとなる。

この設置場所は、同市生月町南免3601-4の「風の辻ぐるぐる公園」内にあり、発電機は三菱重工業製MWT-500(出力490kW)で、ブレード軸の高さが36.0m、ブレード直径が42mの風車設備となる。なお、平成29年度の発電実績は86.3万kWh/年となり、これは約200世帯の年間電力消費量に相当する規模となる。

同設備は、老朽化により数年後の撤去が予定されていたものの、自治体での撤去費用負担が大きいことと、一方で地域のシンボルとして残したいとの要望があり、同社が平戸市から譲渡を受けて継続稼働することとしたもの。

売電利益は風力発電所の継続稼働のための経費に充当
なお同社は、同風力発電所で発電された電力の一部を、環境価値のある非FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度の適用を受けない)電力として、自営線を用い平戸市の公共施設に直接供給することとしている。

また余剰電力は、FITによる売電を行う予定とし、FIT期間終了後は平戸市内への売電を検討していて、売電で得られた利益は、風力発電所の継続稼働のための経費に充当し、地域内でのエネルギー資金循環を目指すという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社トラストバンク プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

 
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