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2019-03-08 09:00

その他

関西電力、「規制のサンドボックス制度」で認定取得

タイナビNS
新技術の開発に向けて、金融と電力データの融合へ
関西電力株式会社(以下「関西電力」)は3月6日、株式会社カウリスと共同で、経済産業省の「規制のサンドボックス制度」の認定を取得したと発表した。

この制度では新技術の実証等のために、一時的に既存の規制の適用を緩和する。第4次産業革命における国際競争が激化する中、2017年11月の時点で英国やシンガポール等合計8カ国で既に導入されていた。日本の施行は2018年6月で、12月末にパナソニックがIoTの実証で第1号の認定を受け、今回の認定が第2号。

カウリス社はこれまでインターネットのサービス事業者からIPアドレス等の情報を収集し、ユーザーが「なりすまし」であるかどうかを検知するサービスを金融機関等に提供してきた。これに関西電力が保有する電力設備関係のデータを加え、より精度の高いリスク情報を提供し、セブン銀行を舞台に活用していく。

不正口座の開設防止等、ネット社会の問題解決を
計画では関西電力とカウリスのリソースを組み合わせることで、不正な銀行口座の開設を防止するための、新たな技術の実効性を検証する。

実証は3月18日から6月30日までの予定で、関西電力の管轄内の一部地域で行われる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

関西電力 リリース
https://www.kepco.co.jp/souhaiden/pr/2019/0306_1j.html

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