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2019-03-22 10:00

その他

王子HDと伊藤忠エネクス、徳島県阿南市でのバイオマス発電事業共同事業化に合意

タイナビNS
バイオマス発電事業の共同事業化で合意
伊藤忠エネクス株式会社と王子ホールディングス株式会社(王子HD)は3月19日、徳島県阿南市にバイオマス発電所を建設し、発電事業を実施することで合意したと発表した。

両社は、それぞれが保有する経営資源および電力事業のノウハウを活用し、発電および売電分野における電力事業の共同事業化を検討してきており、2015年3月の合弁電力販売会社設立に続いて、このほど、再エネ固定価格買取(FIT)制度を利用したバイオマス発電事業を実施することに合意したもの。

合弁発電事業会社は、王子グリーンエナジー徳島株式会社(本社所在地:東京都中央区銀座4丁目7番5号)となり、資本金は1億円で、これへの出資比率は、王子グリーンリソース株式会社(王子HDの100%子会社)が80%、エネクス電力株式会社(伊藤忠エネクスの100%子会社)が20%となる。

この発電設備は、王子製紙の富岡工場内(徳島県阿南市)に設置し、木質チップ他を燃料とした発電出力が約7万5千キロワット、発電量が約5.2億キロワット時/年のバイオマス発電所となる。これは、一般家庭約17万世帯の消費電力量に相当する規模となる。

電力の安定供給と低炭素化社会の実現に貢献
また、同発電所の設備投資額は約230億円で、約130億円/年の売上高を見込んでいて、この運転開始は2022年9月を予定している。

この事業により同社は、電力の安定供給とともに、地球温暖化の防止と低炭素化社会の実現に貢献するとしている。

(画像は王子ホールディングス株式会社HPより)


外部リンク

王子ホールディングス株式会社 プレスリリース
https://www.ojiholdings.co.jp/Portals/0/resources/

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