• TOP
  • >
  • 四国電力、双日などと台湾での洋上風力発電事業に参画
2019-04-07 21:00

その他

四国電力、双日などと台湾での洋上風力発電事業に参画

タイナビNS
事業権の一部を取得し台湾での洋上風力発電事業に参画
四国電力株式会社は4月5日、台湾の洋上風力発電事業に参画することとし、プロジェクトの事業権を持つドイツの大手再生可能エネルギー(再エネ)開発事業者であるwpd A.G.グループとの間で、双日株式会社など日本企業4社にて同事業権の一部を取得する株式売買契約を締結したと発表した。

なおwpd A.G.は、欧州を中心に米州やアジアでも洋上と陸上での風力発電事業を展開する大手再エネ開発事業者で、本社はドイツ のブレーメン州にある。

この発電所は、同国中西部の雲林(ユンリン)県沖合に位置する「雲林洋上風力発電所」(出力:64万kW)で、発電方式は着床式の洋上風力発電となる。また、営業運転開始は2021年12月を予定し、台湾電力公司に対して20年間にわたり固定価格で売電することとなっている。

今回の契約締結により、同事業に対する新たな出資社(出資比率)は、wpd A.G.グループ(73%)、同社(4.4%)、双日(9.1%)、C&Cインベストメント株式会社(中国電力株式会社と株式会社中電工が設立した投資会社:6.75%)、JXTGエネルギー株式会社(6.75%)となる。

引き続き海外IPP事業を積極的に展開
なお、海外事業を「次なる成長エンジン」の柱の一つと位置付ける同社にとって、今回が台湾での初の発電事業となり、また国内外を含め洋上風力発電事業への参画も初めてとなる。

今後も同社は、国内電気事業や海外IPP・コンサルティング事業で培ってきた運転・保守などの技術・ノウハウを活用するほか、これを足掛かりに地域や発電方式の対象を拡げることで、引き続き海外IPP事業を積極的に展開していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

四国電力株式会社 プレスリリース
https://www.yonden.co.jp/press/2019/__icsFiles/
 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook