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2019-05-31 00:00

その他

「ソーラーマスター」に自家消費太陽光発電の逆潮流電力量シミュレーション機能を追加

タイナビNS
逆潮流電力量シミュレーション機能の追加
エナジー・ソリューションズ株式会社は5月27日、産業用ソーラーシステム提案支援サービス「ソーラーマスター」に、太陽光発電を自家消費で設置する際の逆潮流電力量シミュレーション機能を追加し、同日からサービスを開始すると発表した。

この機能は、設置する太陽光発電システムの発電シミュレーションと30分購入電力実績データから、逆潮流電力量を算出できるもので、「ソーラーマスター」向けに新たに開発したもので、これを使うことで、太陽光発電した電力量全体の内、どの程度を自家消費可能なのかをリアルタイムで把握できるとしている。

このところ、国内外大手企業のRE100への加盟が拡大しているほか、太陽光発電の買取価格が2019年度から14円/kWh に減額される影響もあり、太陽光発電を自家消費として設置する企業が増加する傾向にある。

しかし、設置する太陽光発電システムの規模および消費電力の状況によっては、太陽光で発電した電力を100%自家消費できないケースがある。

この場合、自家消費できない太陽光発電電力は逆潮流電力となることから、出力制御により発電を抑える必要があり、その電力量は電気料金の削減や環境付加価値の対象外となることから、事前に把握することが重要となる。

過去の購入電力量データを読み込み逆潮流電力量を計算
なお、逆潮流電力量シミュレーションの特徴としては、全国約920カ所のアメダス拠点で測定された実日射量について、過去5年分のデータを使って太陽光発電量をシミュレーションすることという。

また、最大1年間・30分間隔での発電シミュレーション結果を約10秒でエクセルシートにダウンロードでき、太陽光設置事業者の過去の購入電力量データを読み込み逆潮流電力量を計算するとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

エナジー・ソリューションズ株式会社 プレスリリース
http://www.energy-itsol.com/img/pdf/

 
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