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2019-05-24 14:00

その他

NEDO、5月21日から日本初「バージ型浮体式洋上風力発電システム」の実証運転を開始

タイナビNS
2枚翼アップウィンド型3メガワット風車などを採用
NEDO(New Energy and Industrial Technology Development Organization=国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が、5月21日から日本初となる「バージ型浮体式洋上風力発電システム」の実証運転を開始したと、同日に発表している。

「バージ型浮体式洋上風力発電システム」には、コンパクトな2枚翼アップウィンド型3メガワット風車を採用、9本の係留システムで係留されており、2018年8月に実証機が組み立てられた。

北九州市沖のおよそ15キロメートル、水深およそ50メートル位置に設置し、厳しい気象・海象条件においても、同システムの安全性が確保できることなどを実証していく。

故障を予測・防ぐ技術も導入 低コスト性も明らかに
同実証機の開発では、丸紅がコスト分析などを、日立造船が浮体設計・製作・設置工事、グローカルが風車選定及び係留システムの開発を行っており、故障を予測・未然に防ぐ技術も導入されている。

また、遠隔操作型の無人潜水機を用いて、浮体や係留システムの効率的なメンテナンスなどを可能にしていき、安全性・信頼性、更には低コスト性も明らかにしていくことが、同実証運転の狙いだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

NEDO プレスリリース
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101117.html

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